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48件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

2008-03-25 第169回国会 衆議院 環境委員会 第3号

さて、主治医の人たち骨軟化症じゃないかとやって、もしくは弁護団骨軟化症じゃないかと思っているものを次から次へと却下していく中で、どうしても私はこの不服審査部分についても一つ問題点を提起したいと思うんです。  行政から次から次へと却下されて、不服審査をやる、その不服審査の相手が第三者機関じゃないということです。

村井宗明

2008-03-25 第169回国会 衆議院 環境委員会 第3号

御存じのとおり、イタイイタイ病、具体的に言えば骨軟化症になった場合は、骨のまだ石灰化ができていない類骨という部分が非常にふえる。そして、そこを染めれば、類骨があるかどうかで骨軟化症かどうかを判断するわけなんですが、腸骨類骨発生しているかどうかを今基準としています。  しかし、腸骨になくても、例えば肋骨に類骨がある場合でも、当然骨軟化症認定をしてもいいと思うんですが、大臣はどう思うでしょうか。

村井宗明

1993-06-11 第126回国会 衆議院 環境委員会 第13号

それからまた、ちょっと話がかわりますが、イタイイタイ病もことし四月、環境庁は吉木法というのでしょうか、骨軟化症診断法一つとしてこの方法在認めることを決めまして、今まで認定棄却処分を受けた人でこれに該当する人が約二十人いらっしゃる。ところが、約二十人認定されるようになったわけですが、残念ながら大半亡くなっていらっしゃる、そういう現状があるわけでございます。  

大野由利子

1989-06-15 第114回国会 衆議院 環境委員会 第5号

このイタイイタイ病は、御存じのとおり昭和三十年代の初め、富山県の神通川流域に住む出産経験のある中年以上の婦人対象として、全身に激しい痛みと骨折を伴う腎性骨軟化症であると言われております。日本四大公害病一つでもあります。この原因につきましては、地元の萩野医師が、三井金属神岡鉱業所から排出されるカドミウム説を発表いたしました。

春田重昭

1980-04-01 第91回国会 参議院 予算委員会第四分科会 第3号

中には骨粗しょう症を伴った骨軟化症出ているわけでしょう、解剖所見によって。亡くなった方を解剖するということは、これはちょっともう手おくれだと思うんですね。そうなる前にやはり健康診断をしてやるべきじゃないかと、こう思って、私も何回もそういった——本当に歩いている姿を見ても起居動作を見てもかわいそうなおばあちゃんおられました。そういう方々がみんな亡くなられました。

内田善利

1980-03-04 第91回国会 衆議院 公害対策並びに環境保全特別委員会 第4号

本田政府委員 イタイイタイ病とは、現在の見解では、カドミウム汚染によって腎機能障害が起こり、それに骨軟化症が起こる、その間に妊娠とか分娩とかがいろいろ加わる、こういうふうな定義に相なっておるわけであります。そういう視点から総合研究班において、そういったものが全国で富山以外にあるということは大変なとでございますので、この数年ずっとその研究が続けられている。

本田正

1980-03-04 第91回国会 衆議院 公害対策並びに環境保全特別委員会 第4号

いつになったらということはもちろんございませんけれども、他の重金属との関係とか、あるいはその地域住民のさらに詳しい追跡あるいは調査、また言い漏らしましたけれども、研究班報告の中に、ある老齢の御婦人が死亡なさっておりまして、解剖をした結果、骨軟化症という症状が出ているわけでございます。しかしながら、骨軟化症というのは他のいろいろな要因でも来るものですから、これをカドミウムによると特定ができない。

本田正

1979-03-29 第87回国会 参議院 予算委員会第四分科会 第2号

なぜならば、この「カドミウム慢性中毒によりまず腎臓障害を生じ、次いで骨軟化症をきたし」と、つまりカドミウム慢性中毒によって腎臓障害を起こし、次いで骨軟化症を起こすということが、因果関係でぴしゃり割り切っている。因果関係でぴしゃり割り切っているということが、今日ではこうは書けないというふうに科学的知見というものが出てきたんじゃないか、こう思うのですがね。

秦野章

1979-03-29 第87回国会 参議院 予算委員会第四分科会 第2号

そこから今度は骨軟化症を起こすという問題になってくると否定的見解の方が強くなったということはあなたおっしゃるとおりなんです。だから、ここにぴしゃっと、因果関係を割り切ったという厚生省見解はやはり崩れたんだと、この年月を経て科学的知見にも努力した結果。これは認めざるを得ないでしょう、その程度なら。全面否定じゃないにしても、こういう書き方でいったという部分については崩れたと言わざるを得ない。

秦野章

1977-05-24 第80回国会 衆議院 公害対策並びに環境保全特別委員会 第15号

この点は、この文献学的研究から言って読み取れると思うのですが、要するに厚生省見解の「カドミウム慢性中毒によりまず腎臓障害を生じ、次いで骨軟化症をきたし、」云々というのは、この説明によりますと一つ仮説である、こういうことであります。これははっきり仮説と書いてある。仮説ということはこの文献学的研究ではっきりすると思いますけれども、この辺はどうなんでしょう。

林義郎

1977-05-24 第80回国会 衆議院 公害対策並びに環境保全特別委員会 第15号

また、結論的な部分でありますけれども、カドミウムイタイイタイ病との関係についてWHOは、カドミウムイタイイタイ病進展には必要な要因であったという結論になるとしておりますが、文献学的研究では前にも申し上げたとおり、この十七ページのところにございますけれども、「イタイイタイ病発生進展に、カドミウムが何らかの役割を果たしたことを否定する根拠は乏しいが、カドミウム投与動物実験で定型的な骨軟化症

林義郎

1977-05-24 第80回国会 衆議院 公害対策並びに環境保全特別委員会 第15号

されたものでありますが、これは、前長官の小沢さんが、昭和五十年の二月ごろでしたと思いますが、小坂善太郎さん、それから私もいろいろお話を申し上げましたけれども、その質問に対して答えたものに基づく文献学的な研究であると考えておりますが、この研究の中では、結論として「現在のところ、イタイイタイ病発生進展に、カドミウムが何らかの役割を果たしたことを否定する根拠は乏しいが、カドミウム投与動物実験で定型的な骨軟化症

林義郎

1976-05-18 第77回国会 衆議院 公害対策並びに環境保全特別委員会 第12号

島本委員 WHO世界保健機構の中で、カドミウム暴露イタイイタイ病との間に見られる密接な疫学的関連性患者の臓器内におけるカドミウムの蓄積、カドミ作業者における骨軟化症所見並びにイタイイタイ病とその他のカドミ暴露者に、ともに見られる腎尿細管機能異常等の事実から、イタイイタイ病病理発生は、いまだ十分理解されてはいないが、本病への進展にはカドミウムが必要な役割りを演じている、こういうふうに結論されているでしょう

島本虎三

1976-05-14 第77回国会 参議院 公害対策及び環境保全特別委員会 第4号

腎障害が起きる、それが原因となって骨軟化症が起きるというふうな説明をされますけれども、小林教授のアメリカで発表された動物実験の結果は、腎障害腎障害で起きるのですが、腎障害をまつまでもなく、カドミウムを与えることによってカルシウムがどんどん排せつされてしまうということを指摘しているんです。だから、それにもし疑問を持つなら、それはそうじゃないという動物実験があるかどうかということなんです。

小平芳平

1976-04-23 第77回国会 衆議院 公害対策並びに環境保全特別委員会 第6号

ただ基本的な考え方としまして、いわゆる神通川流域におきますイタイイタイ病というものを前提として取り上げました場合には、ただいま御指摘ございましたように腎臓が悪くなり、そして時系列的な流れでございましょうけれども、骨軟化症という形がとられた。遺伝的な疾病と言われておりますけれども、いわゆるファンコニー症候群ではないかというふうな理解が持たれているわけでございます。

野津聖

1976-04-23 第77回国会 衆議院 公害対策並びに環境保全特別委員会 第6号

厚生省見解は、カドミウム慢性中毒によって「腎臓障害を生じ、次いで骨軟化症をきたし、」と、こう書いておるわけです。「次いで」というのは、腎臓が悪くなって、そこから、さらにまた二次的に骨軟化症を来しと、こう書いておるのではなしに、時間的なずれを言うておるわけです。まず腎臓が悪くなってきて、その次に骨がおかしくなってくる。

坂口力

1975-06-13 第75回国会 衆議院 公害対策並びに環境保全特別委員会 第13号

慢性カドミ中毒腎障害を起こして、そこからイタイイタイ病原因になった、それ以外には見当たらないというような結論が出ているわけですけれども、昔から君子危うきに近寄らずということがあって、カドミの入ったものをどんどん食べさせるということで、やはり腎障害を起こして、いよいよ疾病になったというときには、これは治すのはもう本当に大変だというのは、いままでの経過を見ておりまして、骨にまでいろいろ異常が出て、骨軟化症

岡本富夫

1975-05-22 第75回国会 衆議院 農林水産委員会 第20号

それに次ぎまして、本年の四月の末には、このカドミウム汚染地域住民健康調査方式につきまして検討会が行われ、さらに五月の十八日には、これはこの専門家研究集会でございますが、骨軟化症という問題につきまして、整形外科病理レントゲン老人病専門家に寄っていただきまして、事例の検討をしていただいたところでございます。  

橋本道夫

1975-03-29 第75回国会 参議院 予算委員会第一分科会 第1号

次に骨軟化症が出てきておる。これは竹内先生の書かれたデータにもそういうものがございますし、萩野先生もそうおっしゃっておられる。  もう一つは、カドミウムの職業病の中毒でよく符合しない面もあるが、非常によく説明がつくということと、ファンコニー症候群と解すべきであろうということ。

橋本道夫

1975-03-29 第75回国会 参議院 予算委員会第一分科会 第1号

なぜあなたは、「次の見解に達した」と書いてあるけれども、「本態発生原因について」という本文の中で、「カドミウム慢性中毒によりまず腎臓障害」が起きると断定し、その次に「次いで骨軟化症が生ずると書いてあるでしょう。これは科学的に全部が全部一致していないでしょう、それは。一致していますか。

秦野章

1975-03-14 第75回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号

イタイイタイ病本態は、カドミウム慢性中毒により、まず腎臓障害を生じ、次いで骨軟化症を来し、これに妊娠授乳内分泌変調老化及び栄養としてのカルシウム等不足などが誘因となってイタイイタイ病という疾患を形成したものであると書いてあります。つまり、カドミウムが主因であると厚生省見解ははっきりと述べておるのであります。

桶谷繁雄

1975-03-07 第75回国会 衆議院 商工委員会 第7号

その結果によりますと、定型的なイタイイタイ病患者はいないということは全部合意をいたしましたが、二例につきましては骨軟化症があるかどうかということをさらに骨の生検を行って検査すべきである、生検と申しますと、骨の一部を取って病理標本を見るということでございますが、そのような見解鑑別診断研究班で出されております。  

橋本道夫

1975-03-06 第75回国会 衆議院 農林水産委員会 第11号

○竹中説明員 骨軟化症、骨粗しょう症鑑別でございますけれども、確かに非常にむずかしい面がございますが、レントゲンの上では、骨軟化症につきましては骨改変層が見られるが、骨粗しょう症ではそれが見られない。あるいは、病理学的な所見では類骨細胞の増加が骨軟化症に見られるが、骨粗しょう症では見られないといったところが鑑別点だと聞いております。  

竹中浩治

1975-03-06 第75回国会 衆議院 農林水産委員会 第11号

○近藤委員 骨軟化症の場合も、骨粗しょう症と一緒に起こった場合もあるわけですね。ですから、これもレントゲンで見て、これは骨軟化症割合が多いとか、これは骨粗しょう症割合が少ないとか、そういう程度の違いでしかない。実際問題として、イタイイタイ病も、骨軟化症も、骨粗しょう症も、レントゲンで見る限りは、全くその程度の違いでしかないと考えてよろしいですか。

近藤鉄雄

1975-02-27 第75回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第4号

その後の四十九年、現在いたしております研究、これは研究過程でございますが、長崎から出てきました鑑別診断研究班のグループの中の一部に、腎の障害骨軟化症障害を疑わしめるものがありまして、それはさらに骨の生検、骨の一部を取って検査をするということをして、最終的に判断をしようというのでペンディングになっているケースがございます。

橋本道夫

1975-02-26 第75回国会 衆議院 決算委員会 第2号

そのものを読みますと、骨軟化症ではなくて骨粗しょう症である、こういうことでありまして、イタイイタイ病というのは結論として骨軟化症を起こすと、こういうことでありますけれども、骨粗しょう症を起こすと、こういうふうな形で、違うんだというふうな診断を下しておられます。私は、考えますと、どうも学者の間において否定説が非常に強いような感じを持つわけであります。

林義郎

1975-02-26 第75回国会 衆議院 決算委員会 第2号

○橋本(道)政府委員 二月二十四日に第一回の鑑別診断研究班会議が開かれまして、骨の所見で、病理的には骨軟化症はないが臨床的にはあるという意見もあるので、この問題の結論は持ち越されております。三月中旬に総合研究班会議があり、できれば四月にその次の鑑別診断研究班会議を開きたい、このような状態に現在ございます。

橋本道夫